第9回祝八尾テト

 2006年1月29日、テトを祝い明日を見つめる市民の集い「第9回祝八尾テト」が開催されました。トッカビも実行委員会に参加し、開催にむけて協力してきました。
 当日は200名ぐらい入る会場があふれるほどの超満員。おそらく八尾でこれだけ多くの在住ベトナム人が、一堂に会する場はこのテトぐらいだと思います。ベトナム語が飛び交っていました。
 今回も先祖を敬う儀礼式でテトは幕が開けました。そして厳粛な儀礼式とはうってかわって、ベトナムの獅子舞、ムーランが力強い太鼓と鐘の音にあわせて激しく舞ます。その後、テトにむけて練習してきた12人のベトナム人が、祝いの歌を披露しました。
 第2部はカラオケ大会です。事前にエントリーしていた15人の歌自慢たちが優勝商品をめざしました。審査は公平に5人の審査委員が点数をつけて合計点の高い人が優勝です。単に歌の披露だけでなく、男装して歌うなどパフォーマンスもあり、とても盛り上がりました。また、歌った後に司会者が、日本での生活などをインタビューし、国に仕送りをしていることなど、ベトナム人の生活の一端をうかがうことができました。
 会場内では、フォーや春巻きなどベトナム料理が振るまわれ、皆さんおいしそうに頬張っていました。