NPO法人化10周年記念の集い

 トッカビがNPO法人化10年を迎えるにあたり、会員をはじめとした日頃ご支援いただいているみなさんと、1974年の発足以来の歴史と法人化後の10年間を振り返りつつ、これからのステップの場とすべく、「NPO法人化10周年記念の集い」を12月1日に安中人権コミュニティセンターをお借りして実施し、100人を超えるみなさんにご参加いただきました。
 オープニングは韓国済州島より招いた伝法道場ウリ寺同縁(どんよん)子ども会によるプンムルでスタートです。同子ども会の指導員を務める李春淑さんが日本留学時にトッカビにスタッフとしてかかわって以来、トッカビとは付き合いがあり、トッカビの子どもたちが済州島に訪問して交流したことがあります。今回は、韓国から招いて、迫力のあるプンムルと、締めの太鼓演奏も披露してくれました。
 トッカビからは、多文化キッズクラブによるダンス、ベトナム語教室による紙芝居披露、RinGによるプチェチュム披露を行いました。また、10年間の歩みを写真で振り返り、あらためて、多くのご支援のもとで活動を続けることができたと実感しました。
 2部は場所を移して、交流会を行いました。田中誠太八尾市長にもお越しいただき、メッセージをいただき、また、一人一言メッセージでは、壮年層から青年層まで、それぞれのトッカビとのかかわりを語っていただきました。
 トッカビが今取り組んでいる事業は、発足当初に比べて大きく変わっています。ですが、「人としてありのままに生きられる」社会をめざすことは何も変わっていません。2部で語ってくれたみなさんの話を聞き、トッカビの活動がこれまで、そしてこれからも、決して不必要ではないと、あらためて感じた1日でした。
 当日ご参加いただいたみなさん、祝電、メッセージをいただいたみなさん、あらためてお礼申し上げます、また、当日ご欠席となったものの、普段からトッカビを支えていただいているみなさんにもあらためてお礼を申し上げるとともに、これからもご支援をよろしくお願いいたします。